ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみにカルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

福祉施設で働くケアマネージャーを施設ケアマネージャー(以下 施設ケアマネ)と言いますが、施設ケアマネの仕事の一つとして「ケアプラン作成」があります。

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ケアプランとは各担当者がケアを行う上での「根拠」になるものですが、施設ケアマネがただ単に「ケアプラン」を作るわけではなく、各担当者が意見を出し合いそれぞれの専門分野からの視点や発想を肉付けしたものが正式なケアプランになります。

そのケアプランを作成する上で各担当者を集めて、ケアプランの内容を検討する会議をケアカンファレンスと言います。

施設の規模によっては月に5~6名、多い時では月に10名ほどの利用者のケアカンファレンスを行う必要があり、時間も限られているためスムーズな進行が求められます。

今回は施設ケアマネがケアカンファレンスをスムーズに進行する方法について解説していきます。

ケアカンファレンスとは?

ケアカンファレンス(以下カンファレンス)は正式にはサービス担当者会議と言います。

カンファレンスとは、施設ケアマネが作成したケアプランを、利用者のケアに関わる施設の担当者(施設ケアマネージャー、生活相談員、看護師、栄養士、介護職など)を集め、ケアプランの内容を検討する会議のことです。

カンファレンスの開催頻度ですが、ケアプランを変更する必要がある時(要支援・要介護認定の満了前、区分変更による要支援・要介護状態の変更前、利用者のADLの急激な低下時や入院中の利用者の退院前など)はもちろんのこと、各利用者のケアプランの中に設定した短期目標の期間(長くとも6か月ごと)が満了になる月に開催する必要があります。

カンファレンスをスムーズに行う上での前提条件

カンファレンスをスムーズに行うための前提条件としては2つのことが挙げられます。

明確なアセスメントに基づいた原案作成を行なう。

施設ケアマネは前回作成したケアプラン通りにケアが行われているかどうかのモニタリングを定期的に行うことで明確なアセスメントを行い、(現時点での利用者の生活全般の課題やニーズを把握する)それらに基づいた仮のケアプランをあらかじめ作成しておく必要があります。
それを「ケアプランの原案」といいます。

ケアプランの原案とは「議題」のようなもので、その議題にそって各担当者から「そのプランは現状に即したケアである」「そのプランは現状に即していないため、違う表現として文章化したほうが良い」「このような現状があるため、このようなケアをしていく必要がある」などの意見を引き出しながら現状の利用者の状態やそれに対するケアについて、ケアプランの原案通りにケアを進めていっても良いのかを確認した上で正式なケアプランを作成します。

会議をスムーズに進行するためには「議題」が必要であり、それがケアプランの原案に当たります。

時間をかけて話す課題の優先順位を決定しておく。

利用者の生活課題には様々なものがあります。

健康面(既往歴・現病歴などの疾病の管理、服薬、定期受診の必要性など)
食事面(咀嚼・嚥下状態、食事形態、本人の嗜好、アレルギーなど)
排せつ面(失禁の有無、排せつ介助の形態、排せつ介助の頻度、汚染による褥瘡など)
入浴面(入浴形態、入浴拒否、入浴頻度、入浴拒否など)
移動面(歩行時のふらつきの有無、歩行器の使用、車いすの使用)
移乗面(一部介助、全介助、2人介助に必要性など)
認知症のBPSD(徘徊、放尿、異食、暴言、暴力、帰宅願望、介助拒否など)
ニーズ(自己決定、自立支援、役割、刺激、家族との関わり、趣味嗜好など)
など、上記以外にも数多くの利用者の課題やニーズがあります。

各利用者のすべての生活課題やニーズについて話すことになると限られた時間の中で会議を行うことは不可能になってくるため、会議を進行する施設ケアマネージャーはどの課題について時間をかけて検討する必要があるのかという優先順位を予め決定しておくことが、会議をスムーズに進行する上で重要になってきます。

前提条件を満たしたうえで各担当者の意見を引き出す必要がある。

「明確なアセスメントに基づいたケアプラン原案作成」と「時間をかけて話す課題の優先順位を決定」した上で進行役の施設ケアマネは、各担当者のそれぞれの専門分野や視点から意見を引き出していく必要があります。

より良いケアを提供するためにはチームとして協働する必要があるため、その根拠となる正式なケアプランを作成するためにも、ケアプランの原案には各担当者による新たな視点や発想を肉付けしていくことが必要であり、それには各担当者から意見を引き出すことが大変重要になってきます。

各担当者から意見が出ない場合とその理由

意見があってもいえない

意見を持っているのに自信がないために意見を言えない人もいるため、施設ケアマネは<普通であること><安全であること>という2つのことを満たせば自由に意見を言ってもらっても良いことを各担当者にその都度伝えてることで、意見を求められた担当者は意見を出しやすくなります。

意見を出しても無駄だと思っている

進行役の施設ケアマネが意見を出してくれた担当者に対し「でも」「そうだけど」「だけど」「それはちょっとどうなの」という否定から始まる言葉を投げかけてしまうことによって、担当者から意見が出なくなることがあるため、意識して上記のような言葉を使わない習慣をつけていく必要があります。

上記のような理由があるため、進行役の施設ケアマネが各担当者の意見を引き出すために司会役として意識すべきことは、各担当者が主体であり自分はあくまで司会進行とまとめ役であることを認識し、各担当者が意見を出しやすい空気を作ることがスムーズで無駄のない会議の進行を行う上で大切になってきます。

又、どうしても意見がでない場合は安全を優先してまとめ、全職員が納得した上で最終的なプランを決定する必要があります。

まとめ

いかがでしたか?

カンファレンスとは、施設ケアマネが作成したケアプランの原案について、利用者のケアに関わる施設の担当者を集め、ケアプランの内容を検討する会議のことであり、カンファレンスをスムーズに行う上での前提条件としては明確なアセスメントに基づいた原案作成を行なうと共に時間をかけて話す課題の優先順位を決定しておくことです。

又、進行役の施設ケアマネがカンファレンスで各担当者の意見を引き出すために司会役として意識すべきことは、各担当者が主体であり自分はあくまで司会進行とまとめ役であることを認識し、各担当者が意見を出しやすい空気を作ることがスムーズで無駄のない会議の進行を行う上で大切になってくるということです。

最期まで読んで頂きありがとうございました。

それでは良い1日を!!!

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