ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみにカルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。
福祉施設では多くの高齢者が生活していることもあり、季節の変わり目などには体調を崩しやすく、食事時や入浴時という日課の時や夜間帯の時間などに容態が変化することが多々あります。

特に看護師が不在の時に利用者の容態変化があり、看護師に連絡がついたとしても利用者の現在の容態をうまく伝えられなかったり、看護師に連絡がつかない時などには救急車を呼ぶかどうかの判断を介護職がする必要があります。

「もちろん迷ったら救急搬送はあり」というかすべきです。
ただ、何でもかんでも迷ったら救急搬送するわけにはいきません。

今回は特養やグループホーム、ショートステイといった看護師が不足していたり、看護師がいない状況ということを前提に、利用者の容態変化、迷ったら救急搬送はあり?について、解説していきたいと思います。

判断に迷った時の救急搬送について

 

上述したように迷った際の救急搬送はありですが、救急搬送をする上での前提条件を3つ挙げた上で説明します。

 

①看護師が施設にいる場合

利用者の容態が急変した際や明らかにいつもと違うことを感じた際は、すぐに看護師に来てもらい、看護師が救急隊を呼ぶかどうかの判断をします。

 

②看護師が施設におらず電話にて連絡がついた場合

看護師と連絡がついた際は、現在の利用者の様子(意識レベル、呼吸状態、熱発状況や血圧や脈の数値、酸素濃度といったバイタルサイン、容態変化までの様子、嘔吐などの状況、転倒時に打撲した個所の腫れ、)をできる限り細かく報告し、判断を手伝ってもらいます。

看護師が不在ということは、電話にて報告をした介護職が電話先の看護師の「目」になる必要があります。

報告をした時に看護師が迷った際は「救急搬送すべきです。」

 

③看護師と連絡がつかない場合。

呼吸はしているものの、大きく揺さぶっても覚醒しない意識レベルや明らかにおかしい呼吸状態、酸素濃度の急激な低下などといった正常ではないバイタルサインが確認できる際は、各施設の緊急マニュアルなどを確認したうえで判断を行います。

それ以外に判断に迷った際は、何を根拠にして救急隊を要請するかが大切になってきます。

 

救急隊が納得する救急車を呼んだ根拠を説明できることが大切

自信がないと判断に迷います。
それは介護職だけでなく、看護師にもいえることです。



私が経験した事例として、熱が37.3度ほどで、それ以外のバイタルや意識レベル、呼吸状態に変わりはなく、明らかに救急隊を呼ぶ必要性がない状況で救急車を呼ぼうとしている看護師もいました。
さすがにその判断はあり得なかったです。

 

救急隊に説明する根拠が全くないだけでなく、必要もないのに、利用者が無駄に救急搬送され、疲れるだけでなく、駆け付けた利用者の家族や救急隊にも迷惑をかけるところでした。

 

救急隊を呼ぶ時は本当に緊急の時であり、誰かの不安をその都度解決するために彼らが存在するわけではありません。不安解消のための便利屋ではないのです。
又、救急隊は福祉施設のためだけのものではなく、全国民のためのものです。



そこをしっかりと認識したうえで、介護職も看護職も「的確な判断」をする必要があるのです。
つまり「迷ったら救急搬送は「あり」ですが、「根拠があるかないか」が一番のポイントということです。

※最悪「心配で救急搬送したい」のであれば、救急隊に「救急搬送するための根拠」を説明できるようにできるかできないかがポイントになってきます。

各施設での救急搬送マニュアルについて

各施設には救急搬送時のマニュアルがあるかと思いますが、それがもしないのであれば、すぐにでも作成し全職員で共有すべきです。

 

「マニュアルはあくまでもマニュアルで、マニュアル通りにしか動けなくなるといけないからマニュアルは作らない」というのは半分正解で半分は不正解です。

 

それは「全職員がマニュアル通りに動くことができるよう指導されているということが前提条件です。」

 

マニュアル通りに動けないことは大いにありますし、マニュアル通りに動けない職員がいることをわかった上で、マニュアルを作成しないのは職務怠慢以外の何物でもありません。

 

もちろんマニュアルがなくても判断することはとても大事で、全職員がそれをできるのであれば判断に迷うこともないでしょう。
最高に理想の施設です。

ただ何かしらの基準がないのであれば誰も判断すらできないということです。

 

あくまでマニュアルと前置きしつつ、随時見直しを行いながら全職員で共有することをお薦めします。

<介護職>判断とは何を優先すべきかを瞬時に見極め選択するという事。

 

自己研鑽の大切さ

介護職は医療の専門家ではありませんが、利用者の介護をする際に利用者の疾患や既往歴、主治医の往診、病院受診などで医療に触れる機会も多いため、最低限知っておかなくてはいけない医学の知識があります。

 

看護師などから教えてもらうという意識ではなく、看護師がいないこともあるため、必要に応じて自分自身が何かしらの判断をしなければいけない状況は必ず訪れるため、自発的に医学について自己研鑽をする必要があります。

 

行き過ぎた判断は絶対にしてはいけませんが、「救急搬送をするという判断」をスムーズに行ったり、的確な状況を看護師や救急隊に伝えるためにも、日ごろから医療についての勉強をしておくことも大変大事な事です。

<福祉施設>介護職が救急搬送に付き添う際にやるべきこと3つを解説します。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は利用者の容態変化、迷ったら救急搬送はあり?について解説しました。

最初に述べたように「迷ったら救急搬送」はありですが、それには根拠が必要であり、何でもかんでも救急搬送することは救急隊だけではなく、利用者や家族にも迷惑をかけますし、施設の信用問題に関わるということを認識しておく必要があります。

 

さすがに上述した看護師の事例のように微熱だけで救急搬送しようとすることはないとは思いますが、焦らず判断するための基準について随時話し合うと共に、自分自身判断に迷うことなく対応できるよう、マニュアルの把握や医療知識を身に着けることで判断に迷わないよう備えておくことが大切です。
幸運を祈ります。

それでは良い1日を!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA