ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

特別養護老人ホームやグループホーム、有料老人ホームやショートステイなどの福祉施設では介護職の業務を担当しながら生活相談員として働いたり、介護職の業務をしながら介護支援専門員として働いたり、介護支援専門員の仕事をしながら生活相談員として働いているなど、2つの職種として働いている方達も多く見えます。
それを業務を兼務するといいます。

兼務とは、自分が働く事業所と他の事業所で自分が担当する同じ職種を担当すること、もしくは自分が働く事業所で自分が担当する職種と並行して、別の職種としても同時に働くことをいいます。

今回は同職種兼務と他職種兼務という兼務の種類、兼務をする理由、兼務をする事でのメリット、デメリットをお話していきたいと思います。

同職種兼務と他職種兼務

兼務は同職種兼務と他職種兼務の2種類あります。

同職種兼務とは、併設されている(同じ建物内にある)別の事業所の同じ職種に就いた場合のことを指します。

(例)
生活相談員〇が特養Aの生活相談員として働くと共に、併設されているショートステイBの生活相談員を兼務する。

※特養AにショートステイBが併設されている場合、特養AとショートステイBは同じ建物内にあっても介護保険上は別の事業という扱いになるため、それぞれに生活相談員が必要になります。

他職種兼務とは、自分が働いている事業所もしくは別の事業所の別の職種として働く場合のことを指します。

(例)
生活相談員が介護職を兼務する、介護支援専門員が介護職を兼務する、生活相談員が介護支援専門員を兼務する、など。

※それとは逆に自分の職種のみを担当することを「専従」といいます。

特別養護老人ホームの生活相談員の仕事内容、役割、待遇について徹底解説

特別養護老人ホームの施設ケアマネージャーの仕事内容を徹底解説!

 

職種を兼務する理由は?

事業所によって考えかたは様々ですが、基本的には介護職員が急遽何人か辞めてしまい、現場が回らないため、生活相談員が介護職の仕事もしなければいけなくなったというケースや、生活相談員が辞めてしまい、急な求人募集をかけても人材が見つからず、資格要件を満たす介護職が急遽生活相談員も兼務することになったというケース、生活相談員が急遽辞めてしまったため、新しい生活相談員が入職するまでの間、介護支援専門員が生活相談員を兼務したケースなど、だいたいは急遽担当者が辞めてしまった場合や、求人募集しても人材が集まらないことなどが理由で兼務をしなければならないことが多いようです。

基本的に兼務は2職種まで

※兼務は基本的には2職種兼務が限度で、3職種以上兼務することは、業務に支障が出ることが考えられるためできない決まりになっています。

※3職種兼務以外にも、管理者が生活相談員を兼務している場合や、生活相談員が介護支援専門員を兼務している場合など、自治体によっては認められない兼務もあります。

兼務する事でのメリット

・新しいスキルが身につく。

想像するのは簡単だと思いますが、介護職は介護の専門家であると同時に生活相談員は相談援助の専門家です。それぞれの専門性が違えば、新しい知識や技術にふれる機会が増えるということですので、あなた次第ではありますが、兼務をすることで新しいスキルが身につきます。それは確実にメリットの一つです。

・人脈が増える。
特に生活相談員や介護支援専門員は退院時のカンファレンスや地域とのかかわり、自治体が主催する研修など、他の事業所の専門職や病院の専門職などと関わる機会が多いなど、他の専門職や地域の人たちとの関わりを作る機会が増えます。それはあらゆる情報や知識を得る機会であると共に人脈を作るチャンスです。

・経験できなかったことが経験できる。

今まで経験してこなかったことをやってみることで、それが新たな経験になります。知らないことが恥ずかしいということを認識したり、大切な事に気づく上で時に失敗や挫折は必要でもあります。
やったことがないことを最初から完璧にこなすことはほぼ不可能です。要は兼務をするとは、最初に失敗することで学ぶ機会を得るチャンスであり、やってみなければわからなかったことに気づけるきっかけになるのです。
それが結果的に経験として積み重ねられ自分に自信を与えていくと共に自分を成長させます。

・待遇が上がる
人より多く仕事をこなすけですから会社からは評価され、普通の会社であれば待遇は上がります。中には結果を残してからという会社やどのような兼務関係になるかにもよりますが、ほぼ確実に待遇アップが見込まれます。

兼務する事でのデメリット

・単純に仕事が増える

もちろん単純に仕事は増えます。普段の仕事にプラスしてもう1つ分の職種の仕事が増えるわけです。専従よりも仕事が多いのが同職種・他職種兼務に言えることです。業務内に終わらないことも多々あるかもしれませんし、少なくとも仕事が減ることはありません。

・慣れるまでに時間がかかる。

最初は兼務に慣れるまでに時間がかかります。兼務がやったことがないことは不安であり、効率も悪いため、慣れるまでに時間を要します。最初から完璧を求められることはありませんが、特にやったことのない仕事を兼務する場合はある程度の期間は必要になってきます。なれるまでに少なくとも3ヵ月はかかるものと思って下さい。

・優先順位のつけ方がわからずプレッシャーを感じたり不安になる。

優先順位のつけ方がわからずプレッシャーや不安を感じる事もデメリットの一つです。理由は優先順位がわからず的確な判断ができないため、失敗することでさらに不安になり、さらに慎重になることで仕事効率も悪くなるという悪循環に陥ることもあります。人によっては大きな不安に押しつぶされることもあります。

<介護職>判断とは何を優先すべきかを瞬時に見極め選択するという事。

・仕事が中途半端になってしまうことがある。

職種は2つでも体は1つであるため、1人の人間が2職種の仕事をする上で、あれもこれもやらないといけないと思うがあまり、詰めが甘くなってしまい、1つであればいつもであればできていたことも、結果的に両方とも中途半端になってしまったというケースが多く発生します。それは大きなデメリットです。

まとめ

いかがでしたか?

会社にとって急に退職者が出た際や、新しく入職した職員に兼務をしてもらうことは大変ありがたいことです。兼務をすることであなたは確実に評価されます。
人よりも多く仕事の量をこなしているから当然です、と言いたいところですが、
言葉を選ばずして本音を言うのであれば、会社があなたを評価するのは人件費が浮いたことに対してです。

「会社の本音は無駄に人件費を払いたくない。」「できれば今いる人材に兼務をお願いすることで人件費を浮かせたい。」と考えます。
それが会社であり、経営者というものです。

福祉施設の経営者のスタンスの理解と転職を考えるタイミングの重要性

それを伝えつつ、私はあえてメリットでも伝えたように「経験」をつむチャンスとして進んで兼務をすることをお薦めします。
失敗して学んだノウハウやスキルは経験となり、その経験は必ずあなたの将来の選択肢になるはずです。

どのような兼務関係があなたに向いているか向いていないかはやってみないとわかりませんので、同職種にしろ、他職種にしろ経験を積むための兼務ができるチャンスがあるのであればぜひチャレンジしてみることをお薦めします。

それでは良い1日を!!!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA