ハーイ!!!キャプテンカルボです。
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

特養にしてもグループホームにしても、夜勤をする時ってとても不安ですよね?高齢者が住んでいるということはいつ急変があってもおかしくない状況です。
私も新人の介護職の時は夜勤が不安でした。

もちろん施設内の別の階や他のユニットには別の夜勤者がいて、当直業務をしている人もいますが、フロアーにしてもユニットしても少なくとも9人以上の利用者を自分一人で見なくてはいけないのですから不安に決まっています。そんな中、夜勤業務には巡視と言って利用者の安否確認や睡眠状況、覚醒状況、認知症の方の何かしらの行動・心理症状などがないかを確認するために各居室を巡回する業務があります。

施設によって巡視の感覚は違うでしょうが、1時間~2時間の間隔で各居室を回ります。
利用者が呼吸していないのに気づかなかったなどという巡視ミスをしてしまったせいで、次の巡視の際に利用者がすでに亡くなっており、死後硬直していたことから事件性を疑われ、警察が入るというケースも少なくありません。

利用者のために夜も働いている中、夜勤を担当した介護職としては、自分が巡視をミスしたのは確かかもしれないけど、事件性(つまり自分が殺したのではないかということを疑われる)を疑われるなんて耐えがたいです。

今回は新人の介護職が夜間帯の巡視のミスを防ぐために行うこと3つについてお話していきます。

最低1時間ごとに巡視する

巡視のタイミングですが、特に法令で何時間に1回巡視をしなければいけないという決まりはなく、あくまでその事業所が巡視の間隔を決めます。

私が新人介護職として1番最初に従来型特養で働いた際は、利用者の数が多く、排せつ介助に1時間以上かかりながらも、排せつ介助の途中でも、1時間間隔で巡視を徹底している施設でした。

介護職として最初に働くなら従来型特養をお薦めする4つの理由を徹底解説します。

最近は事業所によっては2時間に1回しか巡視を行わない施設が多いようですが、例え業務の量が多くても、1時間に1回巡視をすることを強くお勧めします。もちろんやるかやらないかはあなた次第にはなりますが、特に前日や当日の容態が悪い利用者はもちろん、申し送りでいつもと様子が違うのではないかと感じたり、いつもと様子が違うといった連絡を受けたのであればその方だけでも、1時間ごとの巡視を行ったほうが良いです。

本当に何が起こるか想像もつきません。「大変元気だった方がいつもより早く、2時ごろに居室で起きているのを確認したが、2時間後の巡視ではベッド上に座ったまま息をしていなかった」「いつものようにベッド上で叫ばれる方がいつもより静かだったため、今日は静かだなと思っていたら、2時間後の巡視では呼吸が止まっていた」「熱発が続いていた方が眠れない様子だったが、やっと寝たのを確認し、2時間後に巡視を行った際には反応がなく、呼吸もしていなかった」など1時間ごとに的確な安易確認を行っていたら異常の早期発見ができていたのではないかと思われるケースも少なくありません。

きりがないと思うかもしれませんが、2時間という時間が長すぎるのです。もし1度巡視の際に巡視ミスをして、呼吸が止まっていることに築けなかった場合、さらに2時間後に気づいた時には確実に死後硬直が進んでいるため、救急隊を呼んだところで、搬送はされず警察が着て事情聴取をされます。

そのようなことがあっては、利用者及び家族に申し訳ないことにプラスして、職員自身も深く傷つきます。

特に新人の介護職は自分自身に習慣づけるためにも、繰り返しになりますが、1時間ごとに巡視をすることをお薦めします。

安否確認は脈拍をとる

安否確認も職員によっては統一されていませんし、利用者によっては嫌がられる方、起きてしまう方、怒られる方も中にはいます。

逆に顔や手足、胸の動きがないように見える方や、寝息やいびきすら聞こえない利用者など、安否が確認しづらい方も見えます。安眠支援のため、おこさないよう配慮した結果、巡視ミスを起こしてしまうこともあるため、そのような方の安否確認こそ確実に行う必要があります。

一番確実なのは脈拍をとることです。脈拍がある=心臓が拍動している=生きているということです。
これは毎回行う習慣をつけるようにしたほうが良いです。

 

脈をとるのは習慣にすべきですが、それでも脈が触れにくい方などの場合は、安眠を妨害して申し訳ありませんがその利用者を強くゆすり、起こしてしまってでも安否確認をする必要があります。このようなケースの場合は安眠支援よりも安否確認が優先順位ということになります。

安否確認を行ったケースの一例として「2時起きてこられ、車いすに座っていた方が、4時間にも同じ状況で状況車いす上で眠っていた様子だったが、6時には冷たくなっていた。」というケースもありました。

このケースでは脈どころか、利用者の寝息や体の動きがあるかどうかの確認を怠ったために起こってしまったことでした。

ですので、確実に脈をとることで安否を確認することをお薦めします。

様子がおかしいときは別の階にいる職員に相談する

上述したように、施設の夜勤の場合、建物内にあなたが一人しかおらず夜勤をしなければいけない状況は絶対にありません。そこは安心してください。

特に新人介護職の場合は、体の動きがなかったり、軽くゆすっても反応がない時にはパニックになる方も多く「全く動かないんです!!!」とすごい勢いでとんで来ることがありますが、ほとんどのケースでその利用者は深い眠りについていたというケースが多いです。

この判断はとても大事なんです。絶対に大丈夫だとは思いこまず、「おかしい」「いつもと違う」「何か変だ」などといった感覚を持った際は必ず別の階の職員にも見てもらいましょう。
それが異常の早期発見や巡視ミスを予防できる手段です。

もし「こんなことぐらいで呼ばないで」と同じ夜勤者から言われたとしても、絶対に相談するようにしたほうがあなたのためになります。

夜勤を担当する職員が1人ではなく、何のために別の階やユニットにも夜勤を担当する職員がいるのか?
人員配置のためでもありますが、いざと言う時に大勢であったり、大勢の中の一人の異常や変化に気づき、一人ではなく相談をしたうえで的確な判断をするために複数名の夜勤者がいます。

1人の判断は1人の責任ですが、責任を共有することがリスクマネジメントです。責任転嫁ではありません。責任の共有です。そのための相談です。必ず行いましょう。

<介護職>判断とは何を優先すべきかを瞬時に見極め選択するという事。

 

<福祉施設>新人介護職が意識すべき事故の概念とリスクマネジメントの考え方

まとめ

いかがでしたか?
新人介護職の場合ですと迷うことは多いです。不安なことも多いです。
ただその中でもできることを精いっぱい行うと共に、どこまで行動できるのかが誠意です。
上述したことは意識さえすれば必ずできることです。
自分自身がパニックにならないように、必要なことをやらずに後悔しないように、できることを精いっぱい行うことが大切です。
夜勤頑張ってくださいね。

それでは良い1日を!!!

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