ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどですか?
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

新人介護職として働く方は先輩から介護技術について教わる特に「褥瘡」という言葉を聞いたことがあると思います。いわゆる「床ずれ」のことです。
私は福祉の専門学校に行くまでは「褥瘡」も「床ずれ」という言葉も聞いたことはありませんでした。
介護職として初めて見た「褥瘡」はとても大変ショックで、ひどい褥瘡であったため目をそむけたくなるほど痛そうでした。
その時に褥瘡ができないように努力するのが介護職のつとめだと感じました。

今回は新人介護職が褥瘡について抑えておくべきポイントを徹底解説させて頂きたいと思います。

褥瘡とは?

褥瘡(通称:床ずれ)とは、寝たきりなどで同じ姿勢を長時間保つことで、血の流れが悪くなり、皮膚やその下にある組織が死んでしまう外傷のことを言います。

私たちは寝ている間も無意識に寝返りをうつことができますが、自分で動くことができない寝たきりの高齢者は同じ姿勢でい続けることで、血液の流れが悪くなり、ひどい場合(最終段階)には圧迫され続けた皮膚が壊死してしまうのです。

基本的に4つの段階を踏みます。
①「発赤(ほっせき」(皮膚が赤くなる状態)
②「びらん「」(皮膚がただれたれたり、ただれた皮膚がやぶれた状態)
③「潰瘍(かいよう)」(やぶれた皮膚より深い組織まで陥没する状態)
④「壊疽(えそ)」(さらに血行が悪くなり、感染などによりさらに深い皮膚組織や筋肉を破壊してしまい腐った状態になる)

褥瘡ができやすい部位

①仰臥位(あおむけの状態)では後頭部、肩甲骨部、肘頭部、仙骨部、踵骨部(かかと)にできやすいです。

②側臥位(横を向いた状態)では耳介部、肩峰突起部、腸骨部、大転子部、膝関節、外踝部、内踝部(くるぶし)にできやすいです。

③腹臥位(うつぶせの状態)では耳介部、肩峰突起部、乳房(女性の場合)、性器(男性の場合)、膝関節、足指にできやすいです。

※上記のように身体を支えやすい部位にできやすいのです。

褥瘡のできやすい人

できやすい人の特徴としては、
やせている人、関節に変形のある人、自力で寝返りができない人、栄養状態が悪い、
浮腫がある人、尿、便による湿潤状態(皮膚が湿った状態)、加齢による皮膚組織の変化などお年寄りにできやすくさまざまな要因があります。
特に栄養状態が悪い人は褥瘡ができやすいので、食事量が低下している人は注意して観察する必要があります。

褥瘡の予防方法

同じ部位に圧力が長時間かかったままになってしまうことが褥瘡が発生する原因であるということを認識する必要があります。
<予防方法>
①栄養を摂取する。
栄養摂取が褥瘡を予防する上で大変重要になってくるので、食事量が低下している利用者がいるのであれば、こまめに医師や看護師、栄養士と連携することで栄養状態の改善に努めていくことが褥瘡の予防につながります。

②福祉用具などを使用し、圧力の強さを小さくする。
エアマット(空気を吹き込み膨らませたマット)、ウレタンフォームマット(クッション性の高いウレタンを使ったマット)、体圧分散マット(体の形に合わせ沈み込むマット)といった福祉用具を使用することも褥瘡を予防することにつながります。

ただ、人によってや用具の使用のタイミングによってはADLを下げてしまうこともあるのでその人にあった用具を使う必要あります。

例えば、自分で寝返りをうてる人にエアマットを使用するとかえって寝返りがうちにくくなり、自分で寝返りをうてなくなることもありますので、その人の状況を観察した上で適切な福祉用具を使用する必要があります。

③圧力のかかっている時間を少なくするためにこまめな体位交換を行う。
夜間帯に限らず、日勤帯でも寝ている時間が多い方に対しては少なくとも2時間に1回の体位交換を徹底することが褥瘡の予防につながります。

まとめ

まずは褥瘡の発生原因、段階、できやすい部位、できやすい人をしっかり把握する必要があります。又、できてから気づくのでは、痛い思いや辛い思いをしてしまうのは利用者であるということを意識し、自分で痛みや辛さを訴えられない方も多い中、唯一全身を見ることができる入浴介助の時や排せつ介助時には、発赤はできていないか、皮膚に異常がないかなどの観察を行なうことで、皮膚異常の早期発見に努めることが利用者の苦痛を予防できる大事な手段です。

以前は福祉施設の利用者が褥瘡を作ってしまうと「それは介護士の恥だ」と言われておりました。繰り返しになりますが、辛い思いをするのは利用者であるため、新人介護職が一番認識しなければいけないことは、褥瘡は治すものではなく予防するものということです。
そのためにも最低限の知識を身に着けると共に、栄養をはじめ、褥瘡を予防する上で大切な事についての観察を行うと共に早期発見に努め、他職種とこまめに情報交換をしていく必要があるのです。

それでは良い1日を!!!

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