ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみにカルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

あなたは福祉施設などで生活する認知症高齢者(以下 利用者)とコミュニケーションをとったり介助を行う中で、その方から急に暴言を吐かれたり、急に暴力をふるわれたりされたことはありませんか?

それはその方の利用者のせいなのでしょうか?

あなたが知っているように、認知症の種類の中では幻覚や幻聴が見えたり攻撃的になる方や、精神疾患のために暴言や暴力行為が頻回にみられる方もみえますが、私が介護を経験してきた中で感じたことは、暴言・暴力が繰り返されるのは介護職員の理解不足が原因であるように感じます。

今回は認知症高齢者の暴言・暴力が繰り返される原因は介護職員の理解不足のため?ということについてその理由を考察してみたいと思います。

<新人介護職>認知症の種類・症状・対応方法・介護疲れ予防を徹底解説

結果としての暴言・暴力とそれらの原因として考えられること

声をかけずに介助をしている

あなたは介助をする際に必ず利用者に声をかけていますか?

介護の現場でよくみられるケースが声をかけずに介助をしてしまうことです。

いきなり何の情報もなく、身体を触られたり、連れて行こうとされれば誰であっても不安にきまっています。

それが原因で暴言や暴力行為につながることが一番多いのではないでしょうか?

声をかけられないという事は、「何の情報もなく何かをされる」という事であり、介護を受ける利用者としては不安でしかないため、あなたに対し、暴言や暴力をふるってしまったということです。

利用者としてはただの不安でしかないことだと思っていたのかもしれません。

言葉が認識できない

あなたが認知症の方と会話をしている際に、うなずかれたり返答されるものの、話がかみ合わなかったり、お伝えしたことと違う行動をされることが多くあるのは、その方が言葉を認識できていないことが理由として考えられます。

言葉を認識できない認知症の利用者のトイレ介助や入浴介助を行う際に、あなたが「ズボンを下ろしますね」と声をかけても、その利用者が言葉の認識ができていなければ、「何をするんだ!やらしいな!バカ!」といった暴言を吐かれることや、あなたを叩かれるといったことがあります。

それは明らかに言葉を認識していない状況で、その方が予想もしていなかったことをあなたが行った結果、暴言や暴力につながってしまったということです。

利用者からしてみればただ痴漢をされたと思っているかもしれません。

怒られたと感じ、プライドが傷ついている。

あなたが歩行不安定な利用者が自力でトイレに行こうとするのを発見した時に、その利用者が転倒してしまうのを心配するがあまりに、ついつい強い口調で「ちょっと待って!」「危ないから座ってて」という言葉を発してしまったことはありませんか?

あなたの言い分としては「その人の身を案じた結果、そのような言葉を発した」ということでしょうが、その利用者としては「トイレに行こうとしただけなのになんで怒られなきゃいけないんだ!」という言い分になります。

普通に考えても、もしあなたがその利用者の立場であれば「必要なことをしただけなのに怒られることでプライドが傷ついた」と感じると共に「腹立たしい」と感じませんか?

それは明らかに不適切な声掛けで、その方のプライドが傷つくような声かけをあなたが行った結果、暴言や暴力につながってしまったということです。

利用者からしてみれば、ただ単に怒られたと思っているかもしれません

言葉が聞こえていない

認知症高齢者に関わらず、高齢者の方で耳が遠い方は多いです。

あなたは相手に声が聞こえていることを前提に声をかけることもあるかと思いますが、もし声が聞こえていない、もしくは聞こえづらい声かけをされても聞こえていないのであれば、介助を受ける側の利用者としては不安でしかありません。

あなたの言葉が聞こえていない結果、暴言や暴力につながってしまったということです。

利用者からしてみれば、介護職員が何を言っているのかわからなかったのに、突然何かをされそうになり、不安を感じていたのかもしれません。

介護職員の表情が怖い

誰であっても「無表情」の人や「怖い顔」の人から話しかけられると、怒られるかもしれないという不安や危害を加えられるかもしれないという不安を抱くのではないでしょうか?

特に知らない人だとその不安は強くなりませんか?

認知症の方で見当識障害がある方の場合ですと「一人で外国に降り立って、周りに知らない人ばかりいる」というような状況なのです。

知らない人から声をかけられたり、突然触られて怖かった感じた結果、あなたに対する暴言や暴力につながってしまったということです。

利用者としては「無表情の顔」「怖い顔」をした知らない人から「声をかけられたり」「突然身体を触られたり」したため、暴言や暴力により自分を守ろうと思ったのかもしれません。

本人の話をうまく傾聴できていないと共に納得のいく返答ができていない

認知症高齢者には帰宅願望や物盗られ妄想が聞かれることが多々あります。

あなたは帰宅願望や被害妄想に対し、どのような返答をして良いかわからず、利用者を怒らせてしまい、結果的に暴言や暴力を受けてしまったことはありませんか?

それはあなたが利用者の話を共感の心を持って聞くことができず、否定してしまうことで、本人のプライドを傷つけるだけでなく、わかってもらえない虚しさや不安を助長させてしまった結果、暴言や暴力という行為につながってしまったということです。

利用者としては納得のいく返答が聞きたかったのかもしれませんし、安心したかったのかもしれません。

上記のように原因=結果ですし、「何をされるかわからない不安」や「危害を加えられるかもしれないという不安」「わかってもらえない不安」「どうしようもない不安」を抱いた結果、暴言や暴力といった行動に出たのではないかという事が考えられます。

 

コミュニケーションをとる上で理解すること

見当識障害や失語症などが原因で人や場所、物に認識や言葉の認識ができなくなることが、結果的に「何をされるかわからない不安や」「危害をくわえられるかもしれないという不安」を与えてしまうため、状況に応じた声かけや声かけのしかた、配慮などが大切です。

又、帰宅願望や物盗られ妄想がある方達に対しては、話を傾聴しつつ本人が納得のいく声かけや対応をしていくことがコミュニケーションをとる上で最も大切であると考えます。

結論

いかがでしたか?

結論としては、利用者の状況に応じてコミュニケーションをとれないこと(理解不足)が暴言・暴力の原因ではないかという事です。
言葉を選ばずに言えば、利用者の暴言・暴力のほとんどの原因はあなたの対応が不適切であるということですので、まずは利用者が何に対し不安を感じているのかを理解することが大切です。

認知症ケア=コミュニケーションスキルです。

例え理屈ではわかっていても精神的な余裕や時間的な余裕がないため、それぞれのケーズに応じた対応ができないのであれば、それは何度でも繰り返されます。

繰り返されることは認知症高齢者にとってもあなたにとっても精神的にも肉体的にも苦痛でしかありませんので、状況に応じた対応をすることで暴言・暴力が少しでもなくなることが利用者とあなたにとって安心できることなのではないでしょうか?

もしあなたが認知症の方の暴言・暴力に悩んでいるのであれば、自分自身の対応方法を見つめなおしてみて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは良い1日を!!!

 

 

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