ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどですか?
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

認知症の高齢者がおむつを外してしまい、シーツが濡れてしまい、服までも濡れてしまい全更衣した、という経験を施設で働く介護職員であれば必ず一度は経験したことがあることです。

全更衣となると大変ですし、利用者も寒い思いをしたり、不快な思いをしたことでしょう。当たり前のことですが、認知症のかたといえども悪気があってやったわけではなく、おむつを外してしまう理由があってやったことなのです。

「尿意を催したためトイレに行きたい。」「おむつの中に排尿・排便をしてしまたっため不快な思いをしていたり、なんとか自力にて処理をしようとしている」「おむつの認識ができず、おむつを着用していることに違和感やかゆみなどを感じている。」などが主な理由です。

今回は認知症高齢者で夜間おむつを外してしまう理由や対応方法、その予防対策について徹底解説したいと思います。

<新人介護職>認知症の種類・症状・対応方法・介護疲れ予防を徹底解説

 

オムツをはずしてしまう理由

理由①
「尿意を催したためトイレに行きたい。」
脳梗塞などによる脳血管性認知症、レビー小体型認知症、アルツハイマー型認知症の方で尿意が残っている方や、過活動膀胱の方(排尿したばかりでも、膀胱の活動が活発になることが原因で利用者の意思に関係なく「尿意」を催し頻尿や尿失禁につながる)などは自分でトイレに行けない場合でも、「なんとか自力でトイレにいこう」「このまま排尿してしまうと迷惑をかけてしまうから、すぐに排尿できるためにズボンとパンツだけでも脱いでおこう。」という理由からおむつを外そうとされる場合があります。

理由②
「おむつの中に排尿・排便をしてしまたっため不快な思いをしていたり、なんとか自力にて処理をしようとする。」
尿意や便意を感じていても、うまく伝えられなかったり、自分の意思とは関係なく排尿・排便が出てしまうこともあります。結果的におむつ内に排尿や排便をしてしまうことに気持ち悪さを感じ、なんとか自力で処理(後始末や着替え)をしようという理由からおむつを外そうとされる場合もあります。

理由③
「おむつの認識ができず、おむつを着用していること自体に違和感やかゆみなどを感じている。」
そもそもおむつの認識であったり、おむつを装着しているという認識がないために、違和感やかゆみといった不快感しか感じていないため、「なんとかこのへんなものをとりたい」という理由からおむつを外される場合もあります。

 

オムツをはずしてしまうことへの対応方法

理由①への予防と対応方法
尿意を感じる方であればおむつは装着せず、紙パンツやパッドなどで代替すると共に、本人が覚醒している際はトイレもしくはポータブルトイレ介助を行うことが大切です。
尿意を感じて下さることはありがたいことと捉え、夜間帯に本人が覚醒している時やベッド上でゴソゴソしているのを発見した時にはトイレ介助を行うことが大切です。又、ADL的にトイレまで連れていくまでに排尿してしまう恐れのある方であれば、居室にポータブルトイレを設置し、介助を行うことでポータブルトイレ内で排尿できるよう支援することが対応方法です。
寝たきりの方の場合は難しいですが、基本的に座位を保つことさえできるのであればポータブルトイレ介助での排尿・排便は可能になりますので、尿意がある方に対しては夜間帯におむつを使用しないことが大切です。

理由②への予防と対応方法
尿意・便意があるなしに関わらず、おむつ内に排せつしてしまった際は「気持ち悪い」「かゆい」「いたい」といった不快な思いだけでなく、「他人に触られたくない」「迷惑をかけたくない」「はずかしいから自分でなんとかしたい」という思いから、なんとかおむつを外し、自力にて処理をしようとした結果、シーツや衣類を汚してしまったり、最悪の場合、弄便行為や異食などにつながってしまうことがあります。
おむつを装着せず適切な時間に排せつ介助を行うことが望ましいですが、ADL的におむつ外しなどが難しい方の場合は、おむつを装着した上でその方の排尿・排便感覚を把握し、適切な時間におむつ交換を行う必要があります。
又、覚醒時にもおむつ交換を行うと共に、弄便や異食行為があるとわかっている方に対しては、医師や看護師と相談し、夜間帯ではなく日勤帯に排便できるような排便をコントロールすることにより、異食などのBPSDを予防することが大切です。

 

理由③への予防と対応方法
どうしても夜間帯におむつを着用しなければいけない方が前提になりますが、就寝介助の際はあえてテープ式のおむつは装着せず、紙パンツで様子を見ましょう。
本人が入眠された後にテープ式のおむつを着用することがおむつ外しを予防する上で大切になってきます。

共通していること

認知症高齢者がおむつを外そうとされたり、外される理由はいくつかありますが、共通していることは夜間帯に覚醒しているということです。
おむつ外されることへの対策と同時に睡眠に対するケアも並行して考えていく必要があります。

眠れない→尿意が気になる→おむつを外す(自分でトイレに行こうとして転倒のリスクが伴う)→失禁や全更衣が必要→眠れない→昼夜逆転による体調不良や食事量の低下、というような悪循環が福祉施設に入所している認知症高齢者の方によくみられるケースであるため、安易に薬の導入を進めることではありませんが、おむつ外されることへの対策と同時に睡眠に対するケアも並行して考えていく必要があります。

 

結論

当たり前ですが、おむつを使用しないことが一番おむつ外しを予防できることではありますが、なかなか難しいため、まずは理由と対応方法を把握することが大切かと思います。

又、3の共通している環境でもお伝えした通り、的確な情報を収集した上で本人の「漏らすかもしれないという不安、転倒するかもしれないという危険、眠れないという苦痛」を軽減するためにも「安易な薬を使用しないことを前提に、夜間帯にしっかり眠れるような対応方法を考える」こともおむつ外しを予防する上では大切なことではないかと思います。

それでは良い1日を!!!

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