ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

認知症行動生活介護(通称:認知症グループホーム)とは地域密着型サービスの一つで、認知症の高齢者が5〜9人以下で共同生活をする住居(入所施設)で、入浴、排せつ、食事などの介護や、その他の日常生活上の支援・世話、機能訓練を行うサービスです。

地域密着型サービスとは?

もちろん入所施設なので、管理者(施設長)がいますが、資格要件や業務内容については知られておらず、介護職の方達からは理解を得られないのが、管理者でもあります。

今回は認知症グループホームの管理者について、資格要件や、仕事内容、待遇について詳しく解説したいと思います。

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管理者の資格要件

要件としては現場の介護職として3年以上の経験があり、「認知症介護実践者研修」及び「認知症対応型サービス事業所研修」という研修を受講すれば誰でもなれます。

施設系の介護職が行っておいたほうが転職時に有利になる4つの研修

管理者になるために必要な3つのこと

①コミュニケーションスキル

認知症の方が入所しているため、認知症の基本的な知識はもちろんのこと、BPSD(認知症の行動心理症状)の知識や対応方法を身に着けたうえで、認知症の利用者の不安を感じ、利用者がその都度納得(安心)できる対応や、介護職以外の他職種とも積極的に関わりながら、お互いを理解できる関係を作れるようなコミュニケーションスキルを身に着ける必要があります。

②ある程度の介護技術

特別養護老人ホームなどに比べ各利用者の平均介護度は低いものの、グループホームによっては積極的に看取り介護を行っているところでは、平均介護度も高くなっている傾向にあるため、ある程度の介護技術は持っておいたほうが、いざという時に介護を手伝う際に役立ったり、職員から信頼されるきっかけになります。

③責任を取るという覚悟

スキル以上に必要なことは管理者として「責任をとる」という覚悟を持つことです。職員がいない時には介護の現場に入ることも時に必要になってくるかもしれませんし、利用者や家族から苦情があった際に矢面に立つのは管理者です。
特に緊急時に救急搬送に付き添ったり、夜間帯に呼ばれることもあります。
理不尽なことでも場を収めるために謝罪をするといったことがあるかもしれません。

人間は誰しも本当であれば責任を取りたくないものですが、いざという時は責任を取るという覚悟を持つことが管理者の役割であり大切な事です。

管理者の仕事内容

法人や各事業所によって望まれることは違いますが、基本的には大きく分けて下記の4つが仕事内容になります。
・職員管理(面接・採用・教育・適切な人員配置)

新規職員の面接や採用、教育、人事考課(評価)を行います。又、バランスを見ながら適切な部署に職員を配置し、職員が同じ思いを持ち、利用者の生活の質が上がるような介護ができるよう裏方に徹するなど、職員のストレスにも配慮しながら、意見を取り入れ、モチベーションをあげることで気持ちよく働きやすい職場環境を作ることが1つ目の仕事です。

・利用者管理(入所・退去・処遇の管理)
新規利用者が入所する際に、事前面接に行きあらかじめ利用者の現在の状況や生活課題、困っていることを調査すると共に、職員と情報を共有しながら、利用者がスムーズに入所できるよう家族や担当のケアマネージャーとの連絡、調整のといったやり取りをすることで利用者との入所契約を結び、利用者が入所してからも継続して適切な処遇が行われているかを把握すると共に、利用者が退去の際には受け入れ先を探したり、利用者が亡くなった際も葬儀に参列するなど、最初から最後ま間接的に関わることが管理者の2つ目の仕事です。

・運営管理(運営方針の決定、人員等基準等の法令順守の徹底、地域との関わり、備品の修繕、行政とのやり取り、実地指導、外部評価の対応)
運営の方針を決定したり、法令に違反していないかをこまめにチェックしたり館内に破損等があった際は業者とのやり取りをしたり、地域との交流を深めるために積極的に地域の行事に参加したり、事業所内で行事を行う際にはお招きしたり、実施指導や外部評価などの際には管理者として事実を説明するなど運営を管理することが3つ目の仕事です。

・収支管理(稼働率の管理、コスト削減の工夫、経費等の管理)
退去者が出た際にスムーズに次の待機及び希望者に連絡を取ることで、長期間居室を開けてしまわないよう日頃からあいさつ回り(営業や事業所のアピール)を行ったり、物品や消耗品など、出費に関するデータを把握しながら利用者の生活に支障がないよう知恵を絞りながらコスト削減を行っていくことが4つ目の仕事です。

管理者が可能な他職種との兼務

グループホーム自体が小規模の施設(1ユニット5~9名で最大3ユニットまで)であるため、事業所によっては介護支援専門員との兼務や、計画作成担当者と兼務していたり、場合によっては介護職と兼務している管理者もいます。

基本的に2職種までの兼務は認められていますが、考え方としては、1ユニットに1人の管理者が必要であるというルールがあるため、2ユニットのグループホームの場合、2ユニットの管理者を兼務するという形になり、それ以上の勤務をすることは法令違反となります。
自治体にもよりますが、例外として、「介護支援専門員」の場合は業務に支障がなければ兼務も可能(2ユニットの管理者+介護支援専門員の兼務)という実質3職種兼務をしている「管理者兼介護支援専門員」もいます。

<福祉施設>同職種・他職種兼務をして働くことのメリット・デメリット

管理者の待遇

平均月収は27万~32万
平均年収は380万~430万
多いところでは年収500万~600万のところもあるそうです。

待遇は自治体の規模(地方と都市部)や法人の規模により違い、勤続年数や経験年数、兼務関係によって差が出るので一概には言えません。

探し方次第では自分の希望に合った待遇が見つかるかもしれません。

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まとめ

いかがでしたか?
仕事としてはかなり多いイメージの管理者ですが、事実仕事は多いです。
仕事内容で解説した4つの仕事以外にも、利用者及び家族の苦情・要望を頂いた際は解決するまで誠意を見せることも管理者の大切な役割であり、結果的にそういうことをすすんで行うことが利用者及び家族、職員の信頼を得ていくうえで最も大切な事です。あまり処遇に口出ししすぎるのは失敗の原因です。
私もそのような失敗経験がありました…。

施設を統括しつつもあくまで主体は職員であることを忘れず、職員が気持ちよく集中して働くことでより良い介護が提供できるよう裏方に徹する事が管理者であり役割なのです。
大変ですが、待遇アップにもつながるため、資格要件を満たす方はぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

それでは良い1日を!!!

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