ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみに、カルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

地域密着型サービスの一つである認知症対応型共同生活介護(通称:認知症グループホーム)には介護支援専門員や介護職員といった職種とは別に計画作成担当者という職種がいます。一緒に働く介護職の方達からは

「計画作成担当者ってケアマネージャーの事?」
「どんな仕事をやっているの?」
「座ってパソコンやっているなら介護を手伝ってほしいわ」

などど、周りからはなかなか理解がされにくく、その役割が伝わりにくい「計画作成担当者」について詳しく解説していきたいと思います。

計画作成担当者とは?

計画作成担当者の仕事内容は、その名の通り「ケアプラン(サービス計画)」を作成することを主な仕事とする職種の名前です。
主に「介護支援専門員」の資格を持った人が担当しますが、「介護支援専門員」以外の職員が「計画作成担当者」となっている場合、ほとんどが介護職員もしくは管理者との兼務をしている場合が多く、介護の現場に入りながらケアプランを作成しています。

具体的な仕事内容

もちろんケアプランを作成するには情報が必要ですし、情報に基づいた課題の分析、課題分析に基づいた他職種による話し合い、ケアプラン作成、ケアの実施、ケアの評価という介護過程(①アセスメント→②ケアプランの作成→③ケアの実施→④モニタリング→⑤評価)のサイクルを繰り返します。

<介護過程のサイクル>
①アセスメント
利用者と面接をすることで、その利用者の介護方法や要望、現在困っている生活上の問題などといった利用者の状態像を把握するための情報を集め、その情報を分析しながら課題を抽出・明確にすることをアセスメント(課題分析)と言います。

②サービス担当者会議の開催+ケアプランの作成
アセスメントの結果から、その利用者がなりたい姿になるためにはどうすればよいかを他職種で話し合うためのサービス担当者会議を開催し、その会議の結果、利用者の現在の課題や望んでいること(ニーズ)、長期的、短期的な目標、目標を達成するためにチームとしてどのような援助を行っていくのかを具体的に文章化したケアプランというサービス計画を作成します。

③ケアの実施
ケアプランに基づき、何を目的にした介護なのかを意識してケアを実施します。

④モニタリング
モニター(監視)という英語から来ていますが、ケアプラン通りにケアが実施されているかを把握することをモニタリングといいます。

⑤評価
モニタリングはサービス実施状況の把握ですが、評価とはそのプランが利用者にとって適切であったのか、見直す必要があるのかを判断することを言います。

上記のサイクルを経て、継続的にケアプランを作成していくことが「計画作成担当者」の仕事内容になります。

資格要件

資格要件としては基本的に「介護支援専門員」の資格を持っている人になりますが、2ユニットで定員18名のグループホーム(1ユニット9名)のグループホームでは、1ユニットの「計画作成担当者」介護支援専門員である必要がありますが、1ユニットの「計画作成担当者」は「介護支援専門員」でなくとも、「認知症介護実践者研修」という研修を終了すればグループホームにおける「計画作成担当者」になることができます。

介護支援専門員以外の「計画作成担当者」の働き方

介護職と兼務している場合は、なかなか介護の現場を離れることができず、書類作成の時間を確保できないことや、確保できたとしてもデスクワークが主になるため、介護職からは「何やってるんだろうね?」「忙しいから手伝ってよ」「座ってパソコンやっているなら介護を手伝ってほしいわ」という陰口や直接的な嫌味を言われるなど、楽をしていると思われることも少なくありません。

2の仕事内容でも触れたように、介護過程のサイクルを継続していく必要がある中、周りには伝わりにくくとも、「計画作成担当者」としてはアセスメントやサービス担当者会議、プランの文章化、モニタリングの記録などを行わなければいけないのです。いわば介護職の代わりにケアの方針を文章化し、時に家族に説明し、実施状況も把握するといった介護職とプラスして行わなければいけないことがあるのです。
又、介護職が一生懸命行っていることは、ケアの方針であるケアプランに基づいて行われていることからも、介護職が一生懸命行っていることを文章化し、代弁しているといっても過言ではないほど重要な仕事をしているのが「計画作成担当者」なのです。

介護職との兼務は大変ではありますが、自分で作成したケアプランに基づきケアを行い、周りも共通認識をもってケアを実施しているのかを把握したり、「自分の作成したプランが利用者の課題解決や目標を達成したのかどうかを自分の目で確かめ、評価できる」という最高の醍醐味を感じることができる仕事であることも事実です。

まとめ

なかなか大変な印象しか与えることしかできなかったかもしれませんが、「計画作成担当者」とはケアプランを作成する人で、基本は介護支援専門員が担当するものの、「認知症介護実践者研修」という研修を修了することで、介護支援専門員でなくともその職種につくことができます。

介護職と兼務する場合は現場との兼務ということもあり、理解されにくく、その役割が伝わり辛く、つらいと感じることもあるかもしれませんが、介護過程のサイクルを理解し、利用者の望みや課題を解決できるケアプランを作成できた時に最高の自信がついたり、やりがいを感じ、福祉専門職として成長ができる仕事でもあるのが「計画作成担当者」です。

大変だと思うのか、自分自身のスキルアップだと解釈するかは自分次第ですし、もしあなたが「計画作成担当者」に興味があるのであればぜひチャレンジしてみることをお勧めします。

それでは良い1日を!!!

 

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