ハーイ!!!キャプテンカルボです。
調子はどうですか?
ちなみにカルボとはタガログ語で「ハゲ」という意味です。

福祉施設では部署ごとやフロアーごとにカメラを設置しているところもあるかと思います。防犯のためであり、虐待を抑止するためなど施設の考え方によってその目的は様々です。

最近は介護職員による虐待や障がい者施設での痛ましい殺人事件などもあり、福祉施設でもカメラを導入するところが増えてきました。

介護職員としては「疑われている」「監視されている」と捉える人もいるかもしれませんが、逆に「記録という証拠を残すことが自分たちの身を守る」ことにつながります。

今回は、賛否両論!カメラを設置する効果や介護職員が理解しておく事について解説していきます。

カメラを設置する効果

防犯対策

カメラを設置することが防犯につながるわけではありませんが、結果論として「外部侵入者による何かが起こった」時に怖い思いをするのは利用者及び職員ですし、そのような時にカメらすら設置していなかったのかと責められるのは施設です。

最近は地域のいたるところにカメラが設置されるなど一昔前には考えられないようなカメラ社会になりつつある中、外部侵入者もカメラの存在を意識するため、ある程度は防犯の役割を果たすことが考えられますし、カメラの映像をチェックする習慣さえあればの話ですが、外部からの不審者の侵入を抑止できるものと思われます。

虐待防止

あってはならないことですが、福祉施設での虐待は増え続けている現状にありますので、カメラの設置が身体的虐待及びネグレクトといった虐待を防止するだけでなく、安易な身体拘束を抑止する上でも役立つことが大いにあります。

福祉施設で介護職がネグレクトをしてしまう3つのケースについて解説します。

事故発生時の説明

事故が発生した場合でその事故が大きなものである場合や不審な点がある場合であれば特に家族は職員に対して不信感を持つことが多々あります。

予想外の事故が起こってしまうのも利用者のADLの状況や認知症の状況によって様々ですが、家族によっては利用者のADLのイメージと実際のADLには大きなずれがあるということを理解している人たちばかりではありません。
例え利用者自身が起こした事故であても、事故やけがの具合が大きければ家族としては職員の過失や不適切な対応がなかったかを疑う人たちも多いです。

その際にカメラに移された映像が証拠となり、家族による職員への不信感を払拭できることもあります。

<福祉施設>新人介護職が意識すべき事故の概念とリスクマネジメントの考え方

事故の再発防止

夜間帯は特に職員の数に限りがあるため、職員がおむつ交換などで利用者の居室に入ってしまった場合、フロアーもしくはユニット内での待機者がいない状況になってしまいます。

その様な時などに事故が起こってしまった場合、カメラに写っている映像が事故の原因を記録しているため、事故に対する再発防止を考える上で役立つことがあります。

利用者の行動の証明

認知症利用者による暴力行為やセクハラ行為について家族に説明する際に、家族によってはそのような行為があることを信じたくなかったり、信じられないということがあります。

いくら説明しても「職員が嘘をついている」と言われる家族も見える中、カメラの映像を見せる事が利用者の行動が事実であることを家族に知ってもらう上で役立つことがあります。

カメラを設置する場所

カメラを設置する場所は施設の方針にもよりますが、すべての場所にカメラを設置することはプライバシーを考えた上でも、監視されているという圧迫感を考えた上でもコストを考えた上でも良いことではありません。

法律でカメラを設置する義務を定めているわけではないため、どこにカメラを設置するかの方針はそれぞれの施設次第となります。

(カメラを設置したほうが良い場所)

・玄関

・ベランダ

・各共同生活室(各ユニット)

・各フロアーの廊下

最低限として上記4か所に設置することが好ましいです。

カメラを設置する上での家族への説明

運用要綱(ガイドライン)と防犯カメラの設置図を作成し、同意を得ることが大切です。

運用要綱には1.趣旨 2.設置目的 3.設置場所等 4.管理責任者等 5.画像の管理を記入する必要があります。

<<防犯カメラの設置・運用要領>>(例)

1 趣旨
この要領は、個人のプライバシーの保護に配慮しつつ、事項に定める設置目的を達成するため、「社会福祉法人 〇〇〇〇」が施設に設置する防犯カメラの設置及び運用に関し必要な事項を定めることにより、その適正な設置運用を図ることとする。

2 設置目的
防犯カメラは「〇〇〇〇ホーム 〇〇苑」における犯罪防止や虐待防止、事故防止のために設置することとする。

3 設置場所等
設置の場所及び設置台数
別紙防犯カメラ設置図のとおり、「〇〇苑」の玄関、ベランダ、各共同生活室、各フロアーの廊下に各1台ずつの防犯カメラを設置する。
(*設置図には、カメラの設置個所、撮影方向を表示します。(防犯カメラ設置図の参照)

4 管理責任者等
(1) 防犯カメラの適正な設置運用を図るため管理責任者を置く。
(2) 管理責任者は、「施設長 〇〇 〇〇」とする。
(3) 管理責任者は、防犯カメラの操作を行わせるため、操作取扱者を置くこととする。
(4) 操作取扱者は、事務員又は「施設長 〇〇 〇〇」とする。

5 画像の管理
(1) 保管場所
録画装置の保管場所は、「〇〇階職員室」とし、適正に管理することとする。
(2) 保存期間
保存期間は14日間とする。
(3) 画像の不必要な複製等の禁止
記録された画像の不必要な複製や加工を行わないこととする。
(4) 画像の消去
保存期間を経過した画像は、上書き等により速やかに、かつ、確実に消去することとする。

カメラを設置する上で介護職員が理解する事

介護職員であるあなたが理解するべきこととしてはカメラはあなたを監視する目的ではなく、あなたの利用者の対する虐待を疑うためでもなく、「あなた自身を守るべきもの」だということです。

捉えようとしては「疑われている」「監視されている」「管理されている」などの圧迫感や疑心感を持たれていると感じ、とても嫌な気持ちになることも理解はできますが、時代の流れ的にクレームを権利として主張する世の中ではありますので、あなたが一生懸命にやっていることや確実に行ったこと、必要なことを行ったにもかかわらず、事故が起こった際などはあなた自身が家族から事故に対する過失や虐待などを疑われることがあります。

それは結果として、あなたの心を痛めることや余分な仕事の量を増やすことになりかねませんので、カメラを設置するということは記録を残すという事であり「あなた自身をを守ってくれるための証拠」であるということを理解する必要があります。

まとめ

いかがでしたか?

賛否両論はありますし、施設の方針次第ではありますが、カメラを設置するという事は利用者や職員の行動を記録として残すという事であり、結果としてそれがあなたを守ってくれる証拠にもなるということです。

あなたが「疑われている」「監視されている」「管理されている」と捉えるのは自分自身の介護に自信がないからではないでしょうか?

自分自身の介護を疑っていないのであればカメラがあろうがなかろうが普通に仕事をすればよいだけです。

「重要なのは自分自身の介護を疑わないことであり、自分自身の介護を疑っていないのであれば「カメラの設置は自分にとってメリットしかない」と感じることです。

疑われているというのは単なる思い込みですし、あなたが普通のことを行っているのであれば虐待も身体拘束にもつながることはないのです。

最期まで読んで頂きありがとうございました。

それでは良い1日を!!!

 

 

 

 

 

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